カロリーに騙されると損をする!にんにくは身近にあるスーパーフード

食材にはすべて「カロリー」があり、カロリー指数を元に食事指導が行われてきました。
しかし、食事はカロリー計算指数のみで栄養バランスが保たれるかというとそうではありません。
食材はカロリー、そして成分をみて自分に合っているか確認しましょう。
にんにくもカロリーの高さやにおいから敬遠されがちな食材です。
しかし、一体どういった効果を持つのか、いい食材なのか、控えたい食材なのか「にんにく」について解説していきます。

にんにくのカロリー

にんにくのカロリーは100gあたり134kcalです。
これは同じネギ属(玉ねぎ、ネギ、ニラ)の‘野菜’と比べると100gあたりのカロリー数は高いと言えます。
しかし、にんにく100gと聞いてどのくらいの量を指すのかすぐにわかりますか?
にんにくの1片はおよそ8g。
つまり、にんにくはホイル焼きのように主菜として食べることがない限り、カロリー過剰の心配はありません。

「にんにくは太りやすい食材」という誤解-にんにくのカロリーは低い

にんにくは過剰に摂取しない限りカロリーも脂質量も低く「太りやすい食材」とはいえません。
ではどうして「にんにく 太る」といったキーワードが飛び交うのか説明致します。
糖質ダイエットとして注目された糖質量ですが、にんにくは100gあたり糖質量が20.4gと野菜としては高めです。
しかし、糖質ダイエットで控えめにしたいごはん1杯(糖質55g)と比べてもかなり低い数字と言えます。
「にんにく 太る」の誤解は先ほどのカロリーと同じく「重量」が大きく関係しています。
同じネギ属の玉ねぎ(中サイズ)1個当たり220gとにんにく8片は同じ糖質量です。
にんにく1球が、6片~8片に分かれているため「玉ねぎ1個=にんにく1球=同糖質」です。
重量がある野菜と比べると糖質量も決して高くない数字といえます。
それどころか、成分をみると脂肪燃焼の役割に必要な栄養素を多く含み、にんにくは「ダイエット向き」の食材と言えます。

「にんにくの成分」はパワー食材。カロリーは低い

にんにくに含まれる代表的な栄養はビタミンB1、ビタミンB6、アリシンが挙げられ、これらの効果から太りやすいのではなく回復力がUPする「パワー食材」、脂肪燃焼の手助けする「ダイエット向き」食材と言えます。

「にんにくの注目成分」

(1) ビタミンB1

糖質のエネルギー代謝に欠かせない補酵素。
糖質は主にエネルギーとして代謝されますが、とり過ぎると脂肪として蓄積されてしまいます。
ビタミンB1は糖質をエネルギーとして消費するよう働きかけしてくる栄養素です。

(2) ビタミンB6

パワーアップに欠かせない栄養素。
たんぱく質からエネルギーの産生や、血液や筋肉などがつくられる時の役割をしています。
筋肉がないと脂肪も燃焼されない為、ダイエット、筋肉増大を目指しているひとに欠かせない栄養素と言えます。

(3) アリシン

にんにくの独特なにおい成分。
強力な抗菌・殺菌、解毒作用を持ち、抗酸化作用があります。
その他、コレステロールを抑制する働きを持ち、過酸化脂質をできにくくして血管が衰える原因を低減させる作用があります。

身体をサビ付かせない強い抗酸化作用を持ち、エネルギーとして稼働させる栄養素を持つにんにくは美容、ダイエット、生活習慣病予防としても効果が期待できる食材です。

「にんにくのベストな調理法は」

にんにくは水や熱に弱い水溶性ビタミンが豊富に含まれ、水分量が少ない食材です。
そのため、調理法として熱を通さない調理が一番栄養を損なわれずに摂取できます。
におい成分のアリシンを出すためには「すりおろし」が一番ベストだといえます。
よく、イタリアンや中華などで熱して調理されますが、その場合はせっかくのビタミンが失われてしまうのでにんにくを調理する場合はあまり熱を通さないように調理法を工夫しましょう。
にんにくと同じネギ属の「玉ねぎ」はビタミンB1を多く含むことからにんにくとの相性が非常によく、血管の平滑筋を弛緩させ血圧を下げる作用があるほか、血液をサラサラにする効果も期待できます。
サラダとして、ドレッシングとしても活用を広げていけます。

「まとめ」

にんにくのように重量が少ない食材は成分をきちんとみないと「カロリー」という数字によって勘違いしてしまう場合があります。
100gのカロリーは高くても美容やダイエットに向くスーパーフードだということがいえ、健康的な身体を維持する為にも成分にきちんと着目し食材を選ぶことが大切だと言えます。