ニンニクの臭はどれくらい残る?

ニンニクの臭いは食後、いつまで残るのでしょうか。

翌日が休日ならまだしも学校や会社、あるいはデートなどを控えていた場合、すごく気になりますよね。

そこでこちらではにんにくの臭いが残る時間の目安についてご紹介していきます。

最長で丸2日も残ってしまう可能性アリ

ニンニク臭が残る時間は、平均して最低15時間は少なくとも残るといわれています。場合によってはなんと最長48時間もかかってしまいます。

たとえば夜8時ににんにくを食べた場合、翌日9時まで13時間ですから、にんにく臭は消えず、極端に言えばにんにく臭いまま会社で仕事をするわけです。きっと近くにいる同僚に迷惑をかけているでしょうね…。

退社時間が18時とすればにんにくを食べてから22時間です。22時間ではにんにく臭は残ったままの可能性が高く、結果的に1日中臭いまま、仕事をし、同僚たちに迷惑をかけているかもしれません。

知らないうちに、にんにく臭い人というレッテルが貼られてしまうかも…。

ニンニクの臭いは2日残る?

にんにくの臭いは食後だけでなく、体内で消化されたあとも発生します。にんにくを食べた後の口臭は3時間程度でなくなりますが、消化吸収されてからの方が臭いが長く残ります。場合によっては48時間続くこともあり、丸二日は残る可能性があります。

このように身体から臭いのもとが完全になくなるまでは、歯磨きなどの口腔ケアやアメやガムを食べるなどの即時的なケアでは、安心しないほうが良いかもしれません。

なぜニンニク臭が続くのか

にんにくの実や茎の細胞内にはアリインを主な成分とする複数のアミノ酸があります。これらは硫黄分を含んでいますが、にんにくの細胞が傷つけられると維管束細胞内の酵素である、アリイナーゼが働きます。これによってアリインがアリシンに生まれ変わるのです。アリシンは非常に不安定な化合物で、加熱調理などで分解されます。とくに水で煮るとより早く分解され、油で調理した場合は徐々に分解されます。結果としてジアリルジスルフィドやトリスルフィドなどのポリスルフィド類がアリシンから生み出されます。硫黄化合物で、アリシンよりも強い臭いがあります。

料理されることによって生成されたこれらのポリスルフィド類は、人間の体内に料理と一緒に入っていきます。そのまま消化されて臭いも消えてほしいところですが、ここで困ったことが起こります。ポリスルフィド類は料理が胃で消化されても臭いが消えてなくなることはありません。なぜかというとこれらの化合物は、腸などで栄養とともに吸収され、血液に乗って身体内を回ってしまうのです。ポリスルフィド類はやがて代謝という身体の機能によって体外に放出されますが、一部は肺の中の空気に混ざり、口から呼気となって出ていきます。この呼気は臭い成分を含むわけですから当然、臭くなります。人によっては口臭として敏感においを察知し、嫌な顔をするかもしれません。この時の口臭は、口の中の臭いではなく身体から出た臭いなので、歯磨きやブレスケア等で防げるものではなく、非常にやっかいな存在になります。