ニンニク臭はいつ消えるのか

にんにくは食欲を増す魅力的な野菜です。しかしその反面、食べた後の臭いが強烈という無視できないマイナスポイントもあります。

食べているときは気にならないにんにく臭ですが、なかなか消えてくれない厄介もの。ではいつになったら消えてくれるのか、ご紹介します。

え?翌々日までにおいが続く?

にんにくの臭いは食べてから完全に消えるまで最長で48時間です。

この48時間はあくまで最長の数字です。にんにくを食べた量や料理などで変わってくるほか、個人差や食べた後のニオイ対策によっても変わってきます。

にんにくの臭いがほかの食品と異なるのは、体内で消化・吸収されてから体外に排出されるまで消えない点です。それゆえ相当な時間、嫌な臭いと付き合わなくてはなりません。

ニンニク臭いがすぐに消えないワケ

にんにくにはほかの野菜には見られない特徴があります。

にんにくには多くのアミノ酸やペプチドなどが豊富に含まれていますが、アリインとメチインと呼ばれる成分もその一つ。

にんにくは切る、つぶすなどして、調理される過程で傷つけられるなどしてこれらの物質が酵素と結びつき、さらに分解されます。その後、臭いのもととなるアリシンが産生されます。

このアリシンがにんにく臭の元であり、なかなか消えない原因です。

にんにく(アリシン)は口から摂り込まれた後、体内を巡りながら、アリルメチルスルフィド類、などの脂溶性化合物へと変化します。ほどなくして強烈な硫黄の臭いを持つアリルメチルスルフィドが呼気などから排出されるため、極端に言うと普通に呼吸しているだけでにんにく臭をまき散らすことになるのです。

早く消えてほしい!にんにく臭

体内からにんにく臭の原因となる硫黄化合物が消えるまで、個人差はあるものの15時間から48時間と言われています。結構長い時間ですよね。なんとか短くできないものかと思うかもしれません。

気休め程度ならミント系のタブレット、また香りの強いフルーツ系の飴やガムなどが有効ですが、呼気そのもの、つまり肺から出る空気が臭うので、外部から完全にコントロールすることができません。

ニンニク臭が翌々日まで続くことはあるのか

一度に大量のニンニクを生のままかじって食べるなど、極端な食べ方をした場合や代謝能力が極端に低下している場合、ニンニク臭が食べた日の2日後、翌々日まで続く可能性はあります。

翌々日以降にんにく臭は出なくなりますが、換気不足の場合、お部屋や服などに残ってしまう可能性もあるため注意が必要です。体臭だけでなく部屋の臭いなどもしっかりとケアできると良いですね。