ニンニク臭の抑え方

にんにくを食べた後の嫌な臭いを抑える方法はあるのでしょうか。ポイントはにんにくを食べている最中にあります。にんにくが消化される前に、臭いを抑えるものを身体に摂り込むと臭いを抑えることができるのです。

ではどんなものを食べればよいのでしょうか。こちらでご紹介していきます。

勝負を決めるのは体内で消化・吸収される前にあり

にんにくには臭い成分があります。にんにくを食べて体内で消化・吸収されると血液に乗って全身を回っていきます。そうなると体外へ排出されるのを待つほかなく、口や身体から出るにんにく臭を消すことが非常に難しくなります。

つまり、体内で消化・吸収される前に臭い対策を打たなければなりません。

にんにくが消化される前に、手を打つ必要があります。その一つが、ポリフェノールの抑制効果です。

カテキンやポリフェノールがニンニク臭に効果的なワケ

ポリフェノールはフェノールと言う化合物がたくさん集まってできた有機化合物で、必須アミノ酸の一つです。ポリフェノールにはフラボノイド、イソフラボン、タンニン、カテキン、ケルセチン、アントシアニン、ルチンなど、誰でも一度は耳にしたことのあるものがあり、植物の葉っぱや花、樹皮などから抽出されます。

緑茶のもとになる茶葉に含まれるポリフェノールがカテキン、ウーロン茶や赤ワインにはアントシアニン、コーヒーにはタンニンなどが含まれています。

このようなポリフェノールには食用油脂に対する抗酸化作用、ストレスなどの要因で体内に発生した活性酸素の除去、悪臭物質に対する消臭効果など、多くの機能が確認されています。

にんにく臭に対してもこうした効果があることがわかってきており、カテキンやタンニン、アントシアニンなどのポリフェノールに近年注目が集まっているのです。

柿がニンニク臭を抑える理由

緑茶などに含まれるカテキン以外に、タンニンに注目してみましょう。

タンニンはコーヒーやお茶、ワインなどにも含まれている、渋みを感じる成分ですが、柿にもタンニンが含まれています。こちらも他のポリフェノールと同様に消臭効果がありますが、とくに柿にはタンニンがたくさん含まれていて、その量は緑茶の70倍以上です。渋柿を噛んだときの強烈な渋みは、このタンニンの働きによるものです。

この柿の消臭効果を利用するには、にんにく料理を食べる際に一緒に柿を食べる、あるいは食後に食べると良いでしょう。

酢はニンニク臭に効果があるのか

酢はもともと酸性の性質をもつため、アンモニア臭などのアルカリ性の臭いを中和する効果があります。加えてにんにくの臭いに対しては、臭いのもととなる酵素の働きを弱めてくれる効果があるので、ある程度にんにく臭を抑える効果があると言えます。

酢の場合は酢の物などの料理に使えるため、にんにくと一緒に無理せず食べることができます。もちろん食中や食後にそのまま飲むのも効果があります。

野菜ジュースはにおいに効果がある?

これは野菜ジュースに入っている成分と量が重要です。野菜ジュースには果汁100%のものもあれば、成分調整された清涼飲料水のような「甘い飲み物」までさまざまです。もし野菜ジュースにカテキンやタンニンなどのポリフェノールが多く含まれている場合、一定の消臭効果が期待できると思いますが、そうでない場合はにんにく臭に対して無力である可能性が高いと言えます。野菜ジュースでにんにく臭を抑える場合は内容物の成分をよく見ると良いでしょう。

砂糖を舐めれば口臭は消えるか

砂糖自体にはにんにく臭を消す、あるいは抑える効果はありません。ただし砂糖を舐めることで唾液がたくさんでますが、この唾液を利用して口臭を防ぐ方法があります。唾液には殺菌効果があるので、多く唾液を出すことで口の中にいる口臭の元となる細菌が減り、口臭も少なくなる仕組みです。にんにくを食べた直後の口臭対策として、有効な手段と言えます。