梅干しはニンニクの臭い消しに効果がある?

いくつかの食べ物はにんにくの臭い消しに効果があるといわれていますが、梅干しもその一つです。

梅干しのほかにもにんにくの臭い消しに有効な食べ物はいくつかありますので、こちらでご紹介していきます。

梅干しの消臭効果とは

梅干しには殺菌作用のあるクエン酸が多く含まれています。酸性のクエン酸はアルカリ性のにおいを抑える働きがあり、にんにくから出たアルカリ性の臭い成分を抑える効果があります。

またクエン酸自体の酸っぱさが唾液の分泌を促し、唾液による効果で口内の雑菌の繁殖を防ぎ、口臭を除去する効果もあります。

梅干しを食べるタイミングはにんにくを食べたあとが好ましいでしょう。

その他ニンニク臭を消す食べ物一覧

梅干しはクエン酸の働きと唾液分泌効果で主に口内環境を清潔にして、口臭を予防する効果がありました。

ではほかの食べ物について見ていきましょう。

ガム

ガムはミントやフルーツ系などたくさんのフレーバーが販売されており、どれを選んだらいいか迷ってしまうかもしれません。

口臭を抑えるには糖分が抑えられたキシリトールガムがオススメです。ガムでにんにくの臭いを消すことはできませんが、にんにくを食べた後の口臭を抑える効果があります。ポイントはガムを食べることで分泌される唾液です。フレーバーの消臭効果はガムを噛んでいる間にしか期待できないのですが、たとえ味がなくなっても噛み続けると唾液が出てきますので、一定の消臭効果が期待できます。

チョコレート

チョコレートにはエピカテキンと呼ばれる緑茶にも入っているポリフェノールが含まれています。エピカテキンには抗酸化作用や抗菌作用があり、口内の雑菌の繁殖を抑え口臭を予防する効果があります。

バナナ

バナナはにんにく臭を抑える働きはありませんが、たとえば糖質制限ダイエットをしている場合、脂肪燃焼によってケトン臭とよばれる体臭が発生します。このケトン臭を抑えてくれるのがバナナです。糖質がたくさん含まれるバナナが脂肪に置き換えられて、エネルギーになるのでケトン臭が減るという具合です。

リンゴ

リンゴの皮の部分にはリンゴポリフェノールがたくさん含まれています。リンゴポリフェノールには消臭効果があり、口臭の原因となるメチルメルカプタンを抑えてくれます。実だけでなく皮ごと食べましょう。

レモン

レモンには梅干しと同様にクエン酸が含まれており、口内環境を整え、唾液の分泌を促して口臭を予防する効果があります。

パセリ

パセリにはアルファーピレンという消臭効果のある物質が含まれており、これが口臭を抑える効果があります。

生米

生米自体には消臭効果はありません。生米をかむと唾液が分泌されますので、唾液の消臭効果に期待できますが、生米を噛むよりはガムを噛んだ方が効果的です。

なぜこれらの食べ物は臭い消しに効果があるのか

ここにあげた食べ物に臭い消し効果があるのは、唾液の分泌を促したり、ポリフェノールの働きが期待できたり、臭いの元を分解する酵素の働きを抑える効果を持っていたりと、それぞれが特別な成分を含んでいるからです。にんにくを使った料理を食べる際は、なるべく事前に準備しておき、適量をタイミングよく摂取するようにしましょう。

唾液のはたらき

唾液は口の中を清潔にしてくれるいわば天然のマウスウォッシュです。唾液の量が十分ならば、口の中が清潔に保たれるので、口臭も起こりません。しかし唾液の分泌量が少ないと、口内で口臭のもとになる細菌の繁殖を防げなくなります。

細菌が多くなればなるほど口臭は強くなりますが、食べたあと歯を磨かないでいるとさらに細菌が多くなり、メチルメルカプタンと呼ばれる悪臭を放つガスを生み出すため、口臭はますます強くなっていきます。

唾液はまた緊張状態にあるときや、お酒やコーヒーなど利尿作用がある飲み物を飲んで、体内の水分量が減った場合でも、分泌量が少なくなります。鼻が詰まっていて口から呼吸する場合も、口内が渇きやすくなり、結果として口臭が出てしまいます。

このように唾液の分泌量がと口臭は密接な関係があります。

酵素のはたらき

口臭の原因の一つは、メチルメルカプタンと呼ばれるガスの一種です。腐った玉ねぎのようなにおいがするこのガスは、ヒトや動物の血液、脳、およびその他の組織中にも存在します。このメチルメルカプタンを分解し、臭いのもとを抑えてくれる働きを持つのがタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)です。

パパイヤやパイナップル、キウイなどの南国系フルーツや、しょうが、パセリ、いちじくなどにも含まれていて、これらを生のまま食べることで、タンパク質分解酵素が活躍してくれます。

にんにくを食べた後の臭い消しにぜひ試してみてください。