ニンニクの臭いは移る?

にんにくの臭いが服や部屋に移り、不快な思いをしたことありませんか?

におい移りはにんにくだけでなく、臭いが強い食べ物の臭いは移ってしまうことが結構あります。なぜ臭い移りしてしまうのか気になりませんか?

こちらではにんにくの臭い移りについて調べてみました。

服や部屋、ほかの食べ物に臭いがうつるのはなぜ

服やお部屋に臭いが移ってしまう理由は、臭いの分子にあります。

服やふとん、じゅうたんなど、繊維が細かく折り重なって作られているものは、臭いを吸着しやすくなります。においが一度吸着されると、洗濯でもしない限りなかなか外へ出ていきませんから、臭いが残ってしまうわけです。

食べ物の中でも油を使った料理の臭いや醤油の臭い、それから硫黄系の独特の臭いがするにんにくの臭いは、特に残りやすいのです。

部屋に臭い移りがある場合も、こうした布の繊維が原因となっている可能性があります。お部屋の場合は上下左右を壁に囲まれた密閉空間で、壁紙が貼ってあるケースがほとんどです。こういった壁紙にも臭いがついてしまう上に、臭いが逃げにくく、それゆえ臭いが定着しやすいと言えます。

服についたニンニク臭を消す方法

服についたにんにく臭を消すには、洗濯するのが最も効果的です。自宅で洗濯できないものはクリーニングに出すと良いでしょう。

洗濯している時間もないという場合は、服を両手でしっかりと持って上下に振り下ろすとにおいが逃げてくれます。家の中ならドライヤーの冷風モードで服全体に風を当てる方法がオススメです。

クリーニングしたいけど服が少なくてそれもできないと言う方は蒸気を使い、水に臭いの分子を吸収させて臭いを抑える方法もあります。濡れタオルの上からアイロンを当てるか、お風呂にお湯をためて1時間ほど浴室につるしておくと効果があります。

消臭スプレーも臭いを抑える効果がありますが、強い香りのするものを使うとにんにくの強力な臭いとケンカして、より強力な臭気を放ちます。

使い過ぎないように注意が必要です。

部屋のニンニク臭を消す方法

まずは部屋をよく換気する必要がありますが、一度吸着されてしまったにんにく臭さはなかなか出て行ってくれません。

もっとも手軽な方法は消臭剤の利用です。消臭剤には置き型のものとスプレータイプのものがありますが、すぐに部屋の臭いを消したい方はスプレータイプを選ぶと良いでしょう。これである程度部屋のにんにく臭さを抑えられます。ただし消臭剤は臭いを完全に消す効果はありません。あくまで臭いに対して別の臭いで被せるだけですから、効果は一時的です。

次に試してほしいのは布系のものをすべて洗濯する方法です。

カーテンやクッションカバー、シーツなどがにんにく臭を吸っている可能性も高いので、これらを洗濯し、柔軟剤を使えば部屋の空気の改善につながります。

臭いを部屋にうつさないようにするため、壁紙を珪藻土や漆喰を含んだものに貼り換える方法もあります。

これらの素材は臭いだけでなく、有害な化学物質なども吸着し、閉じ込めてくれるすぐれものです。持ち家の方やこれから新築する予定の方は、これらの素材を使った壁、壁材の利用がオススメです。

賃貸マンションなどは壁紙を張り替えることができないのでこの方法は使えませんが、100円ショップなどで販売されている壁紙シートなら貼りつけてもすぐにはがせます。壁紙に臭いがついてしまうのをある程度防げますので、使ってみると良いかもしれません。

部屋をスプレーして、フローリングも磨き、カーテンなどの布製品は洗濯した、なのにまだ臭いが残っている…。そんな時は壁を水拭きしてみましょう。

電化製品でにんにくの臭いを消す方法

最後に電化製品を使う方法もご紹介します。

数万円ほどで購入できるオゾン発生器は、脱臭効果と殺菌効果があり、部屋にこもったにんにくの臭いを吸着し、無臭化してくれます。

またジアイーノと呼ばれる次亜塩素酸を利用した空間清浄器はさらに強力な脱臭・殺菌効果があり、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどの細菌や、にんにく臭などのアルカリ系の臭いだけでなく、魚の腐ったような酸性の臭いまでも短時間で除去してくれます。価格が10万円を超えるため、病院や保育園など限られた場所にしかなく、一般家庭ではあまり見られませんが、究極のにおい除去方法として覚えておくとよいかもしれません。