にんにく注射の疲労回復効果って?痛みや副作用の有無について解説。

風邪や疲労回復に効果があるというにんにく注射。痛みや匂い、身体への影響が気になるところですが、実際にはどういったものなのでしょうか。匂いはないの?注射って言うくらいだから痛いのでは?結論から言うと、匂いはあります。痛みもあります。ですがそれをじゅうぶんに上回るほどの大きな効果が期待できます。

にんにく注射とは

はじめに、にんにく注射とは健康維持や疲労回復に効果が高いと言われるビタミンB群等を効率的に摂取できるよう工夫された注射のことを言います。けっしてにんにくそのものが入っているわけではなく、ビタミンB1に含まれる硫化アリルが匂いを放つために一時的ににんにくの匂いがします。そのためにんにく注射と呼ばれるようになりました。匂いは30分から40分で綺麗さっぱり残らなくなります。

疲労や風邪のだるさの正体

さて、過労気味の時や自律神経が乱れがちな時は、動くのが億劫になり表情が鈍麻になります。またイライラしやすくなったり、落ち込みやすくもなります。これら一体なぜ起こるのでしょうか。

倦怠感とは

倦怠感とは、だるさ、億劫さを表します。ベッドから起きるのが億劫である、睡眠不足のような感覚がある、身体が凝っている気がする等、不快な感覚が起こります。もちろん深刻な病気やうつ病などが隠れている場合もありますが、ただ栄養不足なだけでこれだけの苦しい症状が現れることも多々あります。そのため、まずは栄養補給に目を向けてみるのも一つの手です。

まずは栄養補給

どういった栄養が不足した時に、人は倦怠感を感じるのでしょうか。答えはいくつかあります。

(1) 炭水化物
(2) たんぱく質
(3) ビタミン群

順番に解説していきます。

炭水化物の不足

炭水化物は脳のエネルギーと呼ばれています。受験の前にブドウ糖の飴が出回ることがありますが、あれはブドウ糖という炭水化物を身体に取り入れることで頭の回転を良くする効果を期待してのことです。これが不足すると、ぼーっとしたり考えるのが億劫、イライラする、などの症状が表れることがあります。

たんぱく質の不足

疲れた時は鶏肉を食べるといいなどと言いますが、これはたんぱく質を取り入れることで疲労回復を狙ったものです。人間の身体は約10万種類のたんぱく質からできていますが、これが不足するとまず肌荒れ、爪や髪が弱るなどし、倦怠感に至ってしまいます。

ビタミン群の不足

世の中のドラッグストアに所狭しと並ぶビタミン剤。この中で特にビタミンB1が不足すると糖質(炭水化物)の分解ができなくなり、疲労や肥満に繋がります。またビタミンB2が不足すると脂質の分解ができなくなり、身体のエネルギー不足に繋がります。そして抗酸化作用が弱まり、身体の老化を止められなくなります。ビタミンB6が不足すると先ほど挙げたたんぱく質の分解ができなくなり、ビタミンCが不足すれば怪我の治りが悪くなり、ひどくなると壊血症などの症状を引き起こします。どの栄養素も大切ですが、このようにビタミンが不足すると様々な部分に深刻な打撃を与えて倦怠感を引き起こします。

ビタミンを手軽に補給する方法とは

サプリメントはいくらでも店頭に並んでいますが、沢山ありすぎて飲むのが苦痛だ、またはすぐに効き目が欲しい。そこで先述のにんにく注射です。

にんにく注射の痛み、副作用は?

注射の種類によっては血管に入ってから強い痛みがあるものもありますが、にんにく注射は水溶性ビタミン剤を注射するものなので、針を刺すとき以外の痛みは基本的にありません。またものよっては針を刺す時の痛みすら取り除くために、普通よりゲージの細い針を使用したりと工夫されています。また水溶性ビタミンは過度に摂取しても尿に溶けて排出されるため、深刻な副作用等は起こりません。ただ先述の硫化アリルの働きによってにんにくの匂いを感じることが多いですが、それも30分から40分で消失し残ることはありません。もし深刻な疲れを感じていたり、風邪の治りが遅い、やる気が出ないなどの症状を自覚されているならば、これらのビタミンをたった一本の注射で補えてしまう非常にメリットの大きい注射です。